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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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床下の段/伽羅先代萩

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人形浄瑠璃文楽4月公演

政岡が縁の下に主役を、舞台空間を渡しました
妖しくミステリアスな空間に我々は移動する


お囃子が芝居らしく心地よくこの段の格を盛り上げる

シアワセですねー
私相も変わらず人形浄瑠璃観るとき、芝居を観てる、という感覚はないのです
何を観ているの?

なにか不思議なファンタジーを


お囃子はお芝居のもの
あるいは何かしら民俗芸能と言って区別されるような、そんな伝統芸能においても
脇役であり主役であり

囃子の芸術性の高さ
これがあるからこそ日本の芸能は存在するのだ

芸術性と庶民性とを兼ね備え

体にらくーになじみ心をきれいに入れ替えてくれる
癒しというのはヘンな言葉でありあまり使いたいくはないのですが
でも
まさにそんなリズムと音色がそこに漂うのです

この段がけして付けたしではないことを高らかな響きで示す


詞章は
--縁の下 身は鉄石の節之助 寄来る忍びを人礫 はらりはらりと投ちらす

つまり
床下の段じゃなくて「縁の下の段」なのですな

ここっていつも出るわけではないです
何度かは観たという記憶ありますけど
何回かは不明

(でも松ヶ枝節之助という名前はどうも記憶にない・・・マズイ
つまり観ていても聴いちゃいない、読んでもいない)

私ってそんなものなのでございますよ
すみません
ナマイキにブログなど書いて
幸いさほど読んでる方はいないのではないかと

でも手が滑る方があるらしく拍手が入ってたりして~!!
まちがいであっても
こんなひねくれた私でもなんだか不思議にうれしゅうございますの

人間だれでも間違いはあるものです
私みたいに間違いだけで固まってるヤツもいるけれど


玉佳さんが--なんと凛々しい
涙が出そう
そして彼がお遣いの人形の面構えのよさには
しゃんと気持ちが引き締まり
何か不思議と勇気が湧いてくる

玉佳さんからの勇気--ありがたい
玉男さんから続く勇気と
そしてやわらかさ温かさが彼にはある


様子のよいこと
お人形と2人そろって

本人にもお人形にもしっかり意思が見て取れる

意思
お人形の意思

伝わりませんなかなか

でもこのお人形の太い意思と
それを遣う玉佳さんの使命を帯びた表情が頼もしい

そんなふうに感じられる
それはすごくシアワセ
贈り物

玉佳さんも祝福されているのだ

玉佳さん
どうして?まだですか?って私も焦り過ぎていたかもしれない

玉男師匠のタテ足遣いは伊達ではないでしょ
でもまだ突き抜けてくださいませんか?

って思いながら、待つのだ、きっときっときっともう少しだ
と待つこと幾久しく

突き抜けてくださいました
やっとここまで玉男師匠のお導きで

さらにこの先何度も何度も突き抜けなくてはなりませんね


お囃子が芝居をつくる替える
笛、太鼓

現れ出でたる大鼠

化身?て
そのものでしょう

渋いグレーの衣裳を身にまとった鼠さま
なかなか垢抜けてらっしゃる
伊達な仙台の住人ですもの

若手の若手の、どなたが?と調べてみたら勘介さんだったらしいですね
なんと小さい少年が?!
と思っていた彼もずいぶんおとなになられました

相子さんの大笑い
うーふーはーはー うーふー

うんうまくいってる
よし

--くせものーーっ

政岡が作り上げた芝居を遜色なく継承してくださったみなさま
ありがとうございます


もう床が回る
大夫は高らかな笑いとともに回っていく
玉佳さんと節之助は最期まできりりと緊張感を持続し
私たちは清々しくいつものように置き去りに

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