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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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竹の間の段/伽羅先代萩

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人形浄瑠璃文楽 4月公演

うふふ
カレシに注文どおりの席を取っていただきまして
なんと並んで観るというこの上ない幸福
(あちらが私を彼女と思っていないことは考慮せず)



乙女のワタクシはドキドキで(突っ込まないこと)
いつもスカスカ頭はさらに軽くふわふわ


ま、そのカレシは
「その席を取れ!!と命令されたからしかたなく・・しくしく」
と泣いていましたが(無視)

浄瑠璃派ですので私の好む人形ミーハー席ではご不満なのでしょうね、んまーかわいそうに
だったら自分だけもっと本格派の席を取ることもできたでしょうに
要領が悪いわねえ

そういう複雑な事情ありつつ和生さんの乳母を!!
とハートをぶんぶん飛ばしながらやってきたのですけど

私はカレシとの待ち合わせに少々遅れるし
ドタバタ席に着けばもう幕は開いてしまう
太夫さんが上がってこられる
あわわわ

..清友さんだっ、あ、1枚なのね、素敵だわ
松香さんだ、うるるる
きゃ津國さんぜひぜひ頑張りをみせてくださりませ


始さんの風貌がずいぶん渋くなられました
すっかり元通りなのでしょうか
ずっしり大きい
頼もしい感じが復活してとてもうれしい

ただ萌えるため
それだけの人形芝居です、すみません(すみませんで済むなら警察はいらないは自分の決め台詞)

松香さんが語りはじめている

でもデート人形芝居は初めてだからさっ
なんてあたしって初々しいのかしら、うれしいなっ
気もそぞろ
カレシがデートだと思ってないなんてことも全然っ気にならないわ
(カマトトはすぐ露見する、でもまあ自分の年は忘れている、ほんとにわからなくなるときがある)

戻らなくちゃ

松香さんが--
制すべき身の制せられ--光失う義綱公--
義綱公?
伊達騒動にそういう方いらしたんですかね
ぜんっぜんわかってないんですけど実ハ

芝居は容赦なく展開していく

とてもそれらしく沖の井と
ををあれは・・
としばし考えなくては気がつかないくらいさりげなく
待ち焦がれた文司さんの八汐さまではありませんか

そんなに八汐八汐してないです
静かな八汐さま

沖の井は軽い--っていう言い方ではまるでけなしてるようになる
けなしてません
言い方を換えればすっきりしていて沖の井らしい
スタンダードに美人である

いいんじゃないかな
これは沖の井であるとそう思える

文司さんがお遣いになる八汐も上品で
ヘンなインパクトをつけない
すっきりしてる
よくよく見れば八汐のカシラだわーーというくらい
それでよいと思うんです
私文司さんのそういう品のよさが好きなのですから


沖の井と八汐が袖をくいっと前に出す
そしてほんとは火花散らして語り合ってるわけですが
どちらもステキな身分あるご婦人で
上品でらっしゃるのよ


これあれよね廿四孝のなんだっけ

えーーっと

桔梗原の唐織と入江のコンビと同じなのよね
入江さんはそんな悪い人なわけじゃないんだけど
たまたま八汐だってそれだけのことで唐織さんだってかなりのもんだもの

そいう対立構造

おもしろい
こういうポーズ実際の人間にあるかしら
ちょっと想像がつかない
人形ならではの何かをデフォルメした形なのでしょうか

なんてゆっくり考えてる暇もない
忙しい


千松と鶴喜代君
有名名子役2人がもうお出ましになってしまった
それも

さっさかさっさか急ぎ足で赤い帯締めた鳥かごを仲良しで運ぶ

衣裳が、カシラが
違いは歴然としているが
千松だってすぐれてお育ちのよい坊ちゃまなのである
だあって政岡さまの坊やでらしゃるのよ

だからこそ鶴喜代君のお友だちになれる

でまたもや
うわうわうわとうろたえるばかり(私がよ)

乳母

瞬間、かわいい、綺麗と思う(それを言ってはおしまい)
甘く輝いている
それを落ち着かせるために
ただ者ではないすごみがやわらかく渋めにベールになってかかる


品格が凛凛凛

和生さんの立ち役系女形が両手をついて深々とお辞儀する姿は
この世界において最上の美と崇高さである

美しいの一言

鶴喜代君は咲寿さんと玉翔さん
配役は確かめず来るのも新鮮であったりしてよいものです

ままたべてよいのか?
と若君が

それを政岡は体だけでくいっと美しく制する
たしなめる
だがそれには全身の力と心がこもる

政岡がこんなに美しくよいのか
なんてうろたえているうちに

小巻
この人小悪党みたいなもんてことになっちゃうのかしらね

へー清五郎さんいいなあ
ほどよくアヤしい
カシラにちょっとクセがあるのだ

医者の奥さんなんだっけ
なるほど
そういうわけだ
やっと自分の中で小巻のキャラがはっきりしてきました(何年かかってんだか...)

舞台前方ぎりぎりまで出てきて若君の脈をとる
小巻の口元アヤシイ

八汐さまも背後でかなりアヤシげに立居ふるまってらっしゃる、よしよし
でもすっきりしてスタイルよいし
遠めだと八汐と思えないほど
しつこく申しますが私はそのほうが好き

忍びの者が

清友さんのバララバララという音色が気持ちよい
すてきだ~
清友さん大好きっ(こう言っても特にご迷惑おかけしませんよね?)

亘大夫さんが下がるつまり忍びはもう用がない
(わたるたゆうさんてよむんですってねしらなかったのよ)

政岡と八汐の対峙

あ・・・政岡さん悔しい、くくくっ
体をひねる
そして表情と首筋と

全身で白鳥のように
白くどこまでも白くすべての無念を表現する

あまりにも綺麗な抑揚で立ち上がり

この立ち上がり方がこの世で唯一
一目見ればわかることですわ

おお八汐さまの
うーふ、ほーほ---

若君が八汐を打つ
へ?

--いーや殺されても大事ない--サキジュさま

ふーんこういう話だったのかー(←←こら)

ご仁心--乳母と手を合わせ
そして乳母はふわりと若君を座布団にお乗せします
魔法ね♪

政岡
いつもの和生さんの女形のイメージでみると胸が大きめに感じる
あまり根拠はないですが
なんとなくそう感じた、それだけですが

胸のラインのなめらかさは比類なきもの

屈指の名子役2人下がります

松ヶ枝節之ってなんでしたっけね
(つまり床下の詞章がわかっていないのでした)

始さんがいい!!
カッコイイ、きわめてカッコイイ
大夫さんはこうでなくてはならぬ、語りはもちろんだが
見た目は大事、いや見た目も伴わなくては大夫とは言えぬ

八汐が本領を発揮してきた
悪そう、カッコよくすっきり美しく悪そう
動きに筋肉を感じる
体に芯が通っている
筋の通った悪役になっている、そして無駄な毒はない

沖の井も沖の井そのもの
すっきり忠誠を尽くすまっすぐな沖の井、知性がきちんと感じられる
勘彌さんお手柄である
いいなよかったな理想的

文司さんの八汐はきゃーと思いながら想像がついていなかった
そうかこうなんだな
これでいいんだ、品格の八汐

すでに覚悟の政岡には神性が宿る
うちかけ広げふわりと立ち
重い重い役目をその羽に乗せて奥へ

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