FC2ブログ

ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

スポンサーサイト

Posted by ふくひめ on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

関取千両幟

Posted by ふくひめ on   0 comments   0 trackback

人形浄瑠璃文楽2月公演

猪名川内より相撲場の段


関取千両幟
いい芝居らしいと聞いていた
でもここのところほとんど出ていませんでした


どういう意味でいいのかも知らず、浄瑠璃読んだりもしませんし
わからないまま

演目出て、あっ♪とは思いましたが
2月は定番3部制

やっぱり段ひとつしか演らない、みどり
そういうこと

Twitterでお話しするようになったお友だちいます
ツイートからも純粋さがじんじ伝わる方でした

彼女は文楽、浄瑠璃への愛を語りたかったらしいのです
でもここもう2.3か月TLに現れてくれていません
それは「文楽に興味を失っているから」

私はメアドもご住所も知っているのでお話しはできるのです

浄瑠璃大好き少女
浄瑠璃本を読む方です(もちろん翻刻して活字になっているものですが)
「通し」しか認めない!!硬派

待てど暮らせど「通し」を打ってくれない劇場
彼女もうほとんど文楽座を見限ってらっしゃいますわ

大阪公演には1度は足を運ぶようですが(ミーハー目的が一応あるため)
すごーーく醒めてらっしゃるご様子

私はねなんだかんだ言いながらただただただのミーハーですしみどりで育ちましたし
「通し」やっておくれよ・・と思ってはいますけど
観ますよ、ええ、お金と体となんとかなるうちはね
(でもそれもいつまでかな。。なんて考えたりはします、もう若くないから)


タイトル通り相撲取りネタなのです
私、芝居でも落語とか、ほかの芸能においても相撲取りが主人公になるのどうも苦手で
なぜか
分析してるのもめんどうなので
まあなんとなくそういう生理なのでしょうか、ということにしておこう


呂勢さんなんですわ!
あ、代役なんですか
そうですか・・・

休演が常態となっていらっしゃる

はっきり申しますが引退なさったほうがご自分にも周りの方にも
すべてにおいて幸せなのではないでしょうか
そういう道筋があると思うのです

嫌いだから申し上げているのではありません
語りを聴いて初めて涙がこみ上げてきた方でした
初めて浄瑠璃世界へふわりと連れて行って下さった方でした

語りが何かちっともわからず
床の上の音楽、ひな壇の飾り、顔を真っ赤にし、汗ほとばしるすさまじき芸能
それだけでしかなかったのが
天上の音楽になった、物語として現れた、別世界が拓けた
それほどまでに大事な方なのです

だからこそ


呂勢さんにもれなく清治さんがついてくる(こういう図式なんかヘンである)
と思っておりましたが
違ったわ
ここの主役は藤蔵さんなのでしょうね

呂勢さんの螺鈿の見台に目を奪われる
すばらしい

笹に海老
いったいどういう意味なのだろう
何か謎かけがあるのだろうが、わからねえ・・

呂勢さんは見台もかなりおしゃれである
も、って
ほかの部分がおしゃれであるかどうかわかってはいない
見台もすぐれている、優れている方そういうセレクトも優れているのだ


藤蔵さんが最初からゆらゆらとしたノリですわ
曲弾きへの前章でしょうか

--相撲と能の定舞台--
堀江の相撲場

猪名川が現れたーーー
うわーーー高い、人形が気持ちよいほどに高く天を突いて歩む
かっこいい
ですべて片付けようとする

なんて姿のよいこと、なんて気持ちよく美しい姿であろうか(玉也さん込みで)

相撲取りがこんなにカッコよくていいの??
輝くばかりの色気をたたえる
でもそれは生温かくはなく、まぎれもなく硬質な人形の美しさなのである

それでね、鉄ヶ嶽は文司さんなのよ~♪
いいぞいいぞ

女房おとわは簑助さんだしぃ
左はたぶん二郎さんだなあ

きゃ
猪名川の肩のあたり、カシラが立ち昇る線
すっきり清潔
これは玉也さんにしか出せない線

玉也さんのいつものグリーンのチェックの袴が清潔感をひきたてているでしょ


相子さんもかなりいい時とそーでもないときとムラがありますが(若手はどなたもそうなんだ)
きょうの鉄ヶ嶽はいい

あら~♡
行司が玉彦さんなの~~
ただただ♡が飛びまわる

それにしても猪名川玉也さんの安定感
芯がきれいに決まりあたりを払いながら歩む
安定この上ない、気持ちよい、美しい

もうストーリーなんてますますどうでもいいわ
浄瑠璃を読む、聴く、さよなら
ますます遠ざかる、本格派の世界よ

文司さんはいい
私は強く強く推します
相子さんもよいから鉄ヶ嶽も鉄壁である、悪役タイプでしょ、なのに表情の賢そうなこと
腕をぎゅっと組む
内面が綺麗さがにじむ


相子さんが降りてしまった
あれー

猪名川は松香さん、すてきだ
なんでしょ、とても人形とよく似合う
統一感あるマリアージュ

すべてにおける安定

うれしい、恵まれた舞台です
安心感ときらめく美しさ

語りよくないと首ひねってなくちゃならないでしょ
人形よくなくてもそうか、わはは

いやん松香さん素敵

--摩利支天--
男泣き--ってこういうこと

のれんうしろで涙する女房
簑助さんの左変わったなあ、一輔さんかしら(確証なし)

胡弓は清公さん
ここでも私の頭からは♡飛び飛び

髪結いするとき女房が後ろから覗き込む姿がなんとも様子がよい
うなるしかない

簑助さんがこれほどに楚々と控え目に感情がにじみでるように表現なさるとは
動きで主張するのでなく、心からの表現
お姿はさらに若くおなりで
呆れるばかりである

わーい玉彦さんがまた登場、うれしすぎる

すると松香さんが降りて行ってしまわれて
あらー


簑助さんのおとわさんが柱にすがりさよーならと
いよいよ

清志郎さんが登場されて

藤蔵さんが三の糸を取替えている

--とーざいーこのところ--

掛け合いでお二人のそれぞれの音色の違いを聴く

撥を逆にしたり、打楽器にしたり
撥でツボをつくる

曲弾き
記憶にあるのは燕三さん
本公演でです

いつだったか?だめだ覚えていない
襲名披露公演のときかなあ

今回は藤蔵さんと清志郎さんとお2人ででしたが、あのときは燕三さんお1人
にこにこと演奏されていた
今回のお2人のより曲弾き的雰囲気感じられたような気がするのですが

そして劇場に水を打ったのが
小住さんの呼び出しさん
のびやかにひびきわたる

--にーーしーいながーわーー
--ひがーーしーてつうがーたけーー

客席が酔いしれました
うれしい気持ちの良いひととき
最若手も存在を示す

文司さんが余裕のにこにこ
文司さん考えてみればもうずいぶんエライ方なんですね
師匠文吾さんが舞台から姿を消され何年になるのだろう
文吾さんのいらっしゃらない文楽座なんて考えたこともなかった
けど
文吾さんはいらっしゃらないのだ

行司さんのカシラは源太かしら?美形なのよ

靖太夫さんと玉志さんのコンビは定之進

ストーリーを意に介さないままもうラストシーンに来てしまっている
音楽と人形の

女房は籠の中に


すべてに美しく気持ちよく過ごさせていただいたことに感謝します
--かたじけない--

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://fukuhime77.blog36.fc2.com/tb.php/568-bb5a391c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。