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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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新口村/傾城恋飛脚

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12月人形浄瑠璃文楽公演

靖太夫さん好きなのよ
なんだか好き、造らない飾らない、素朴
で、骨太感
このまままっすぐいっていただきたいです
あ、まっすぐじゃだめか・・どうしたらよいの


なんで新口村なの、と思っていたけれど

玉也さんの孫右衛門が観られるのだ
この前に観たときあんなに感動(萌え)したというのに
あなた忘れてたわね


なぜそれに気づかなかったのかというと
最初配役が出るとねえ、和生さんしかチェックしないのです
それだけでかなり長きにわたって妄想にふけることができるため
ほかのことに気が回らなくなる


玉也さんの孫右衛門に恋した

すみません
オバサンがこんなこと言ってて
気持ち悪い
お詫びお詫び(伊達太夫さんで)

これももちろん眠くて--のままなのでちゃんと観てやしないのですが


ご詠歌だ(靖太夫さんの)
--ふーだーらーくーやーー

ご詠歌もね、最近は美声のお坊さんが唱えたりすると
う、う、うってくらい美しいのですが
靖太夫さんは義太夫だからそんなことないのだ
ごつごつごつ、よいではないの

いいなあ忠三女房かわいいわー
勘市さんは本領立ち役を目指してらっしゃるのだろうか
でもこういう女形がふるふるとかわいいのですよ

でもそうね、注進とか、やられちゃう悪党とかお遣いになると
まっすぐまじめがすごく心に響く、打たれる
どんなお役でもお人柄が感じられる
まじめまっすぐ
伝わってしまう
(でもそれもかわいーと感じてしまう、いけないかなあ)

で忠三女房は手の使い方なんて、んまーかわいい~~~
逆上してますね私、落ち着けっ

跳びあがりかたも頬かむりもしっとりしてお似合いだし
女形もよろしいですわ


梅川はキレイです
なんだか不思議に揺らめく湿度が素敵なんです清十郎さんは

キラキラしてて初々しい少女のようでもあり
でもお姐さんみたいでもあり

両面あるところが危うさを感じさせ
そのどっちつかずみたいなところが
ファムファタル

そういう不安定感が美しいと思えます

手元もきょうはふるえない
きわめてキレイ

通行人に豪華キャストの最若手
なにしろ和馬さんなのだ
初めて名前入りでお役がついたぞ(東京では)

こんなにいっぺんに人が通るのがなんだか不思議だったりしますが

ゆっくりゆっくり
ペース配分がたいへんだろうなあ・・とわからないながらに思います
ドキドキで終わってしまいましたけど

孫右衛門さまのご登場はあまりにさりげない
舞台はこの人にために



音楽
すべてこの人のために

しんしんと降る雪はあなたのため

きれいなおしゃれなおじいさま
定之進さま

あまりにもさりげない気取らない
だけどありありとステキ
目を奪われ釘づけ

生まれつきこうもステキなのか
年をとってからステキになられたか
どういう定義なのか

あーーん
あたしの席から孫右衛門さまが柱の陰に--どーしてー

まろぶ
どうして人形をこうまで美しく

鼻緒をすげ替えるところに目を奪われる
すごーーい、ほんとに紙縒り作ってる
感動してしまいます

久離切り--きゅうりきり

まいまい舞い付けせまいと--
--名乗って出い--
えーーい今のことではない--

新口村がこんなに時間を止めて空気を濃厚に溜めた芝居だったなんて

知らなかった
ストーリー知らないでずっと暮らしてたんだからあたりまえですけど

素浄瑠璃で聴いてもあたしストーリーわからなくて
もちろんお人形があるからわかるってものでもないし

全然わかっていない
わからない
それで見続けてるのも悪くないのです

もちろんわかって理解していれば
それ以上の喜びが--ということは確かですが

私はこういうレベルの低いところで安住していて
それでもうれしい
悦びはあるのでございます

ひらひらと飛び立とうとせん梅川

人形芝居のヒロインである以上
かわいく清潔でなければ
梅川はこうでなくては

以前なんだか疲れたやつれた梅川がいましたっけな
やめておくれ

清十郎さんすこし、前に突き抜けてこられたかな、と
やさしさ、ほろほろこぼれるかわいらしさはもちろんずっと前からおありですが

孫右衛門が立った
左遣いさんが暖簾から出ていらっしゃる

目隠しを

忠兵衛が飛び出す
文司さんですが、若男、あるいは源太
これを遣って美しいのがまず和生さんですが
文司さんをわたし評価します
動きのよさもさることながら
カシラが輝くほどに美しい
美貌の立ち役がこの方につくことをいつも願っています

捕り手は行ってしまったぞ

平沙の善知鳥血の涙

梅川・忠兵衛もきわめて美しいけれど
なにも不満のない配役でしたが

主役は孫右衛門ですもの

中央へ出る

雪が降り積もる
ふわふわの雪をまとった雪の精のおじいさまは
雪とたわむれる

まろぶ

羽織がふわりとカシラを覆い

チョン

カシラを隠してしまう
美しく悲しく遠い目も

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