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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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立浪館仇討の段/彦山権現誓助剣

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人形浄瑠璃文楽2月公演 第Ⅰ部

床は団吾さん1枚で
語り分けのみなさまが並ぶ

三輪さんから謳いあげるように語り出す


武家屋敷です
微塵弾正が座敷から出る
きゃ
玉彦さんの武士も
はーとは限りなく飛翔・跋扈します

微塵は津国さんです
よく似合っている声もよく出てらしてうれしい

下手から六助が出る

--ハイお願いがございます
勢い
仇討ち願いに飛びこんでまいりました

弾正--身の程知らずのうず虫め
と定番の台詞で対応、よしよし

六助けして赦さぬ勢い
--立会いゆるさねば大切な母御出せ!!

弾正ちょと悪びれて
--母は・・ないわいーー
なにぃ~~っ

六助の涙は斧右衛門の母に、そして自分の母にも、世の中のすべての母に
ほんとうに六助の目に頬に、涙があふれている
顔ゆがめて泣いている

悲しい、悔しい、かわいそう、母恋しい
おまえ赦さない--

六助の気持ちストレートにきます
微塵は情状酌量の余地なしに悪い奴なんだもの

中央の襖が開いて清五郎さんの人格者的武士はどなたでしょうか
轟伝右衛門


六助
--やい弾正、母と言いしは民家の老女--切り殺したなーー
悪いやつめーーっ

でも困るわー私が観るとお人形ってどれも極悪人には見えないのですよ
どうしよう人形はなんでもかわいい、困ったにゃ


そういうえば六助の傷は消えていますね^^

木刀で果たしあい
木刀飛んだ、弾正をたたきのめした
木刀きれいに飛んだ、これむずかしいでしょうねー
(初日はちょっと危なかったの^^;)

ちゃんばらって特別好きな項目ではありませんが
人形芝居の立ち回りは萌えます

和生さんが、玉女さんが、玉也さんが、玉輝さんがーーと心の内で萌え燃えです
心ふるえる乙女(年齢棚上げ)

ここで蛙の声

かえるさんの啼く声って癒されます
でもここはちょっと妖しい

どうして蛙が啼くのだろう

浄瑠璃人形芝居において、われわれ女子がわかりにくいことの一つが
物語のベースに剣の行方、ということがあること
巻物なんかもそうですけど
それがいかに重要な宝ものであるかということが理解できないのです

いかにも武士的な要素として
武家にとって、あるいはそれに連なる貴族にとっても
それがいかに重要であるかという意味で織り込まれるわけですが

物語に深さ、重みを与えるものとして根底にあるわけですよね
男性はそれにロマンを感じるのか
本質的にロマンの感じどころが違うみたいなのですわれわれ女子とは

脳の構造がかなり違うという話もあるようですし
(詳しい専門的なこと何もわからないのですけど)

そのためさらに浄瑠璃がわかりにくいものになるのです
でもそれ以外に好きに萌え要素みつけてますので
愉しめますから、さして問題でもないのかもしれないが

でも浄瑠璃作者、ほとんど男子でしょ
根本的に入り込めことができていないような
そして永遠にそれは続くのではないか、と感じています


--数千のかわず啼き叫ぶは--
微塵弾正開き直り、さらに正体を顕わにする

蛙丸という名剣

真剣勝負
お園と弥三松が白装束になってきた

悲愴な哀れさがない
なんのためらいもない
まっすぐ白く輝いてる

六助が踏みこんで
仕留めた

ついに玉輝さんはあきらめた
がっくり、弾正を置いていってしまった

弾正はふつうの人ただの臆病者
浄瑠璃によくある超人的キャラではない

お園と弥三松でとどめ--父の敵

六助は自分の屈辱と
斧右衛門にかわって母の仇

お園は片手で弥三松を持ち上げ、よかったねとみつめる
お園と弥三松の白装束はとても人形らしさが凝縮されてエレガンスにあふれて

こじんまり見えるのです
白は膨張色のはずなのに
この上なく可愛らしさ満開

純白妖精のおばさまとおいっこちゃん
敵討の衣裳をまといながら妖精であるとは

簑紫郎さんの子役もいつまで観られるか
時分の花を惜しまなくては

六助が大きな長い手を手を広げて観客に語りかけるように喜びを表現する

毛谷村お園と六助
望んだとおりの配役で見おさめ

明るい陽射し、ライトに

お園のほほえみ
和生さんの雀和紋がくっきりと映える

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