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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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毛谷村六助住家Pt.2/彦山権現誓助剣

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人形浄瑠璃文楽2月公演 第Ⅰ部

大本山 咲大夫さん 燕三さんになるんだ~
床が廻ってオーラ満開
このお二人の華 晴れやかだ スターの風格



芸と芸能者は華があるからこそ人を惹きつけるのだ
そんなことをいまさら初めて感じた今公演でした

地味に思える、そこがステキと思っていた方が
実は恐るべき華
それに気がついた
派手なんだ・・って

びっくりしたのです
文雀さんと和生さん

畏れ多いほどの華麗さ、華なのだ
と気がつきました

いまさら、いまごろ何言ってるんだと思われるかもしれませんが
でもそれに気がついたばかりですから
それがなぜか、とか、いかように感動したかって
そんな説明はできない

あ、もしかしてこれって華麗というのか

こういう華を誰でも持てるわけではありません

これまでこの子弟の
静から立ち昇る美しさに捉えられていると思っていたのです

清潔と品格と
そこからにじみ出る光りのような美
そしてこの世のものではない向こうがわにある突き抜けた透明な心

そう感じていたのですが

なんとも派手、華麗
それを感じとってしまった

やっとその端緒に立ったばかりです
これから文雀さん、和生さんはどう変わっていかれるのか

自分の見方で勝手に変えてるのですが
私どうなっていくのかしら


あれ?南都さんがうしろから何か師匠咲大夫さんのうしろに置いてる・・けど何かは見えませぬ

燕三さんのときめきの表現が好きです


--てこそー入りにける
のれんから六助がながーい腕を広げて現れます

思案--当惑
腕組んで、どうなっているのだーー
押しかけ母と女房が現れて
ファンタジーのただ中にいる六助どん
どうするのだ、どうなるのだ

もっさりの中で大きな目が当惑してる

たばこ盆とりだし
まあ落ち着こうかと

んめが香 うぐいす ほーほけきょ
やっと春が来た、そういう時季

杉坂墓所は雪も遠くには見える
そんな説明だった(見えなかったけど)

春の到来を告げる詞章と舞台

鈍い六助どんもそこでやっと春に気がつくのです
そして気づかずにいたことを母に詫びる

また鉦を搗いて母の菩提に手をあわせる頭を下げる


下手から妖精が 弥三松と簑紫郎さん
やそまつ、かな、やさまつではないような・・
耳に自信なし

妖精です、安倍童子系 簑紫郎さんでさらに妖精感が倍加される

泣いてる
母恋しい 母さまいない

このあたりの曲がいいですねぇ
こどもの情景

いきなり小石積む賽の河原になってしまう
つらい情景ですけど

でもあどけない表情はなごむ

六助思わず駆けより抱き上げる
--かわいやーかわいやー
おじさま、おじさま、とまわす可愛い子

母さまほしいーー

この時点でわたしこの二人がどうつながるのかには思い至っていませんでした
いつも場当たり的にしか観ていないのよね

母さまほしいーーと泣き寝入り

寝かせましょう
おうちの入り寝かしつけますと

六助が抱くと
簑紫郎さんがいなくなる
それがなんともフシギでさらにファンタジー感


この音色は
虚無僧

いえ

こんな綺麗なキモノの虚無僧がどこにいますか

六助の広げる右手は長い

美しき虚無僧は
干してあるエメラルドみどりの小袖に目を留める
何を想うかーーこれは・・

そこへ
なによこの棒きれ持ったツメ2人は
お園さまに何をする気

そんなのは簡単に撃退するからいいんですけどね
ふんとにもう邪魔しないで頂戴

偽虚無僧のまいす(売僧)

まだ天蓋はかぶっているから光り輝くかんばせは見えないけれど
もう輝いている
ふるふるっと立ち上がって震えるさま
ふわっと空中に浮く姿は文雀さんとあまりにもよく似たり

でも師匠そっくりと言われるの芸人さんはうれしくはないそうですね
モノマネではないのだから
自分の芸を観てほしいのだから

ふわっとした中に宿る強い存在感
それが同じなのです

天蓋取った
ぱっと明るくなる
大きな目
目の覚めるような美貌

政岡や典侍の局のように意思の強い
女形でありながら立役の心を持つカシラ
それを眉を描いて娘にした

さらに可憐に美しい
無敵

ここでなぜに懐剣取り出し六助に斬りかかったのか
和生さんの立ち回りに萌えーだからいいんですけど
理由はいまひとつ、というかぜんぜんというか、わかっていないのだわ

そうか六助が
偽虚無僧と言ったからかな
うーでも違うかな、ほかになんか理由あるのでしょ
わかりません、床本見てないし、一字一句聴いてないもん

でもこれでも昔よりは聴きとるようになったのよ
床本読んでとか、そういう発想はないからたいして進歩はないけど
まったく努力せず聴きとれた部分だけで人形観て
それが私の人形芝居です

本手を吹かずに雑な手をーー

本手ってつまり本曲のことかしら
尺八の本曲ってねえ
とてもよく寝られると思います(上手な人のなら)
ヘタクソな尺八なんて論外よ

そこでまたさっきのところに戻るけど(余計なことばかり言ってて先に進まないからだ!!)
天蓋を取ると

なーーんて綺麗なお方と感動するのです
ふわっと高く浮き上がる
こういう優雅さは文雀さんと共通する
(また同じこと言ってる~~;;)

そこに弥三松クン
いきなり
--おばさまかーー

あら~~

お園、空中で華やかに大きなからだを浮き上がらせたまま坊やを抱いて身構える

六助なんだかうれしそうよね、ふうっとからだが喜びに変わる
なにか安心がそこに現れる

さっきいやだと言った太鼓
おばさまに--太鼓たたいてみせてーのーー
おほほ、可愛すぎ

おおそうかそうか六助当惑ではあるものの
うれしい

--ようもう尋ねてごんしたの
毛谷村の六助という山がつでごんす--

そこでお園も
えぇぇーー

八重垣流の達人六助どのかーーー

女になった
いや元々美しい女子ですよ
尺八吹き、剣豪でもあるたくましいひとにふんわりフレーバーが追加されて

桃色もっちりお園満開

少女になった
おきものの人形のようでもある

--えーわっけもない

こういうあたり咲大夫さんみごとですねえ
力強くかわいく叙情をたたえ

すりすりと六助をみつめながらうしろにまわり

--あっぱれよい殿御

遠慮もない女の本能そのままに膝にすり寄り
--女房じゃ、うれしや女房じゃ--

--うれしやほんとに落ち着いた

落ち着いてしまったわ・・もう既成事実か

そしてさらにすり寄り
--あなた女房さんはござりますか

--わけあって女房はもちませぬ

きゃ、そうでしょそうでしょそうじゃなくちゃ

というわけでお園は後ろ向いてお支度を始めている

気のよいじょうるり、続きます
咲大夫さん、燕三さん好調の中ですが

続けられるかどうか危ういなあと予防線を張りながら
ともかく私は休憩します

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