FC2ブログ

ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

スポンサーサイト

Posted by ふくひめ on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

外が浜/奥州安達原

Posted by ふくひめ on   0 comments   0 trackback

人形浄瑠璃文楽12月公演

なんでも観たり聴いたり読んだり、その0.1秒後から瞬間芸で忘れています
今、文楽座は初春公演なのだなあ(しみじみひとごとのように)


どうしますかな
やめるのが正解よね、もちろん

ムリヤリ何か書き始めようとするととりとめもなくぽろぽろとになります
(いつもと同じだから気にしなくてもよいのではないだろうか)


ともかくも第一希望だった奥州安達原が
なんだかよくわからない段の区切り方だけど出ましたよ
めでたい
と祝賀的雰囲気漂いました

幕があくまでほんとーにわくわくでしたよー
さてさてさてさてどういう感じなのかしらって

自分の好み第一で考えて
善知鳥文治!!どんなに素敵なお方かしらららら
ほんとにドキドキ、少女のように(勝手に言わせといてください)

待ち遠しかった
ひたすら

頭の中で想像もまとまらずぐらぐら揺れたまま公演に突入でした
いつでも心の準備はできてませんけど

でもそういう刹那感がいいんだ・・
と思ってる


外が浜はほんとーに初めて

そういえば筋書き買ったんですよ(得意顔)
せっかく買ったのだ見なくちゃ
あれ
でもどこにやったのか。。みつからねー

通しのストーリー知らないもんなあと思って
知らないのは平気なんだけどせっかく時間あるし
観る前にささーっと流して床本は読みました

きちんとした浄瑠璃読みたいと思ったのですが
手の届くところに私でもよみやすい翻刻がありませんでしたので
八介さんの床本のお世話になりました

わりとよみやすい文昇..じゃない文章でした
なのでなんとか最後までゆきました
おもしろい!!と感じました

その時点での手ごたえよかったです

そのわくわくお待ちまかねを持続したまま舞台に対峙して

でもね
実際観たら、なんだか覚えてないぞー
そんな感じでした
読んだのに、頭で何も描けていなかったのかしら

和生さんの文治を待ち焦がれる
それだけだったらしい

外が浜
長太と長太女房という元気な海千山千の漁師とそのおかみさんとが活躍する
それだけは頭に入って残っていた

とにかく二人は庶民的に元気というイメージは作っていて
果たしてその通りでした
頭の中で人形動かしていたとおりでした

一輔さんに女房のあのカシラと肉体派の肉布団がとてもよくお似合いで
しめしめ
いい感じ

ああいうふうに胸を顕わに乳房振り回すご婦人
別の演目でお会いしたことあるのですけど
例によって思い出せません
なんだったかしら

八百屋の献立のおばあさんだったかな
違うかなあ

でもなんだかねー
twitterであの乳房を珍しがって茶化しているレディたちがいて
ああいうふうになんでも茶化して笑いの対象にするの
私はイヤなんです

マジメなんじゃないですよ勘違いしないでください
笑いの対象にするなっていう意味じゃないです

人形芝居ですよ
そんなことくらいあるでしょ
あえてそんなことを取り上げてることないでしょ
それをあるがままに受け入れられませんか
ってそういうことなんだけど

そう言ってもたぶん理解してもらえないだろうな
私の思うことはーー違うんだけど
まあいいや

そんなの珍しがって肴にしてる人
人形芝居を観る適性ないわ・・と言いたい

理論をもって反論する向きあるかもしれませんが受付けません
じゃああんたは適性あるのかい??と言われたら
(ナイデスヨ)

技芸員さんの身体的特徴まで笑いの対象としてる方々があるわね
いやだわ

舞台
大序ではないですが御簾内です

目を凝らして見れば靖大夫さんと清公さん

どちらも大好き
見た目もキャラクターも
って知らないくせに(そういえば文楽座はみんな好きなのだったのだわ)

靖さんはもう何年前かも忘れましたが
若手の自主公演的な会で司会の役割されてて
いいキャラだわーとなにやら天然ーーを感じました

清公さんはもちろん実際のキャラはまったくわかりませんのですが
見た目的にとーっても好みなのぉ

清介さんのお弟子さんなのですかね?
デビュウ当時から、をを...と目が釘付けおばさんになっています
すみませんこんなトンデモおばさんが
このブログが絶対に彼の眼に触れませんように


ミーハー根性をひたすら連ねている
もう救いようがない

今調べてみたら
御簾内、靖さんは希さんとダブルだったのですね

なんか詞章はすごい
かなり差別的なものですが
出自の時代を考えればそれは当然のことなので
いくらアタシ全然かまわないわ~と思っても
気にはしなくちゃいけないのですよね
そのあたり難しいものです

でもね芝居ですから
芝居


タイトル通り浜で暮らす人々が居る場所
奥の舟に皆の眼を釘づけにした長太女房さん

床本読んで想像した通りの方です
あまりにもそのとおりなのでほくそ笑む^^
おほほ

海士の長太もあまりに想像どおりそのまんま玉佳さんによく似合う
カップルですべてとてもよくお似合い
仲よさそう


ここでもう床がくるーと回って
咲甫さんと、おお、清友さんですかー

場面そのまま
仲良し夫婦が仲良くやりとりしてるまま
それを観ながら口上を聞く

これに咲甫さんはまたまた似合うよね

寒いのか夫婦は手をあぶっている
--住処へーたーちかーえーるー

下手から文治内儀
お谷

すわったまま?と言う感じで歩いてきます
バランス的に妙な風情がカワイイ

ちょっと肩と胸のあたりの着付けが堅いというか筋肉質なのですね
筋肉がキモノを通して感じられる
それ二郎さんの特徴なんですが
(私は本質好みではないけど人気あるのね)


好きなんですけど
咲甫さんの語りが愛嬌ありすぎかなあ
と感じてしまう
あくまで私はです、気にしないでください

稚児はちっさ

海士夫婦
そろそろよい波がと跳びこむ
夫婦の信頼、美しいです

その間に塩だらけの長太がお谷のからだを探るのだが
その手つきが
なんというのか
人の言葉を借りるならエロいというのでしょうか
そんな言葉キライですが(じゃあ使うなよ)

長太はそういうやつなのです

そこへ現れるのが
鵜の目鷹右衛門
というステきなお名前の代官様
亀次さんなのよ、いいなあ

私亀次さん好きなのよ
和生さんとはまた次元の違うところなのですけど
レベルが違うとかそういう意味ではなく

気に入らないっ!!
ていう遣い方は絶対されない
いつもとーってもそのお役に合っている
と私には感じれらるのです

亀次さんが新作浄瑠璃書いてらっしゃるのみなさまご存知でしょうか

鵜の目鷹右衛門
名前もいいけど佇まい、拵え、立派です
すっとまっすぐ品格
人格すぐれた武士の色気

玉翔さんがお遣いの庄屋さんのカシラがなんかおもしろいなあ

下手より
文治です

重厚でみずみずしく
内面からじわじわと滲み出ているものは
タダものではないと一目で感じさせる

知性と生命力と思いやり
すべてを背負う使命感は暗さでもあり

キモノはパキっと清潔
手をのばしたくなる、頬ずりしたくなる
(しちゃダメだぞ)


ぶんじーーぶんじーー
そのうしろから文治に呼び掛ける人がいる

玉也さん
ではなくて宗任南兵衛

ほんとうに何かと心臓によろしくない芝居である
こんなにドキドキしてたら寿命縮まりますよね
別に長生きしたくはないからその方がよいのですが

咲甫さんいいですね
ちっさ、そんな言葉がよく似合う

黒御簾にどなたか三味線の方が入られた
寛太郎さんだなたぶん

南兵衛宗任
これは玉也さんの重厚と粋とゆとりがないとできない

え?南兵衛がお谷をつれていこうとしてる・・

--べりべりとようべる衒妻--
義太夫(浄瑠璃)はこういうセリフがいいんだ
こういう言葉を話す超人がほんとにいたのかなあ
南兵衛や金輪五郎そのほかあれこれみたいに

しかしお谷あちらからもこちらからもアブナイ
きわめて魅力的だからなのか
あるいは単に女はここいらでは彼女だけだからなのか

だからこそもう少し危なげな色気がほしいが

昔ほぼ通しで出た時のでしょうか
お谷<吉田文雀>という写真をなんかの本でみました
そのお役が重いもの、というふうに刻み込まれた

それを実際に観ていないから
このお谷との差を実感することもできませんし

ははあ
でも借りた銀返せないのだから連れて行こうとするのももっともです
南兵衛そう無体なことをしているわけでもない

このときの文治の困った表情カシラの角度
いきいき、と言うのも変かもしれませんが
感情がかくしきれず顔に出てる
和生さんの表現

和生さんの場合
天然みたいにみえるけど
ほんとは頭よくて世過ぎのうまい頭いいずるい奴
そういうお役も多いのですが
文治はまっすぐそれだけなんじゃないのかな(実ハはあっても)

--仏のやうなそのもとも腹が立たいでなんとせう
これ南兵衛に対して本気で言ってるんだと思うんです
自然に

文治はそういう人なのだと思います

そしてすたこらと上手へ入っていってしまう
でも
やっぱ頭いいなー計算ずくか

ここにお谷が残るってなんかヘン?

ところがここで
長太がかっこいいところを魅せる(かっこよくなくても)

南兵衛に飛びかかり動きを封じる

でも玉也南兵衛は
余裕余裕

三味線清友さんの温かい援軍もありまして
お谷はすたこら逃げおおせる

南兵衛に追われる長太
ざんぶと海にほおりこまれ
それを玉佳さんが追います
にっこり

水を得て
長太は河童の川太郎

なんだかどういう順番でみんなが出入りしてたか定かじゃないのです
すみませんこのあたりまったく適当
違ってたらお詫びします、すみません

南兵衛は落ち着き払って下手へいなくなる
彼にとってたいしたことではないのだ、きっと

そこに
鶴が上手より飛来する--でかい鶴だ^^
立派でござる

文治さまは
簑・笠を身にまとい

そして黒御簾から細棹の音色が降る
繊細に粋にちょっとファンタジーに
細棹が空気を入れ換える--鶴

鶴には金札

文治が
和生さんが弓を放ちます、和生さんが
おお・・・トキメク

鶴がもだえる
鶴に文治の、和生さんの放つエロティシズムが憑依する

苦しみもだえる鶴を見届け
文治は舟へ

どこに行くのですか

文治が舟を漕ぐ、和生さんと舟を漕いでいる
どこへそんなに急ぐのですか

苦しみの、刹那のエロティシズムととともに舟と文治は
物語を転換するために上手へ

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://fukuhime77.blog36.fc2.com/tb.php/521-c61a043e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。