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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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紅葉狩/錦秋公演

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人形浄瑠璃文楽 11月 錦秋公演

いつものとおりピンクに菱紋の肩衣 袴
口上は--うわ、全員ですか


鼠の道行で景事らしく
清介さんで迫力
義太夫三味線弾きとしてとても映えるビジュアルですよね?

英さんはまっすぐ、ナチュラルでいい
これってできないことだと思います
持ってうまれてきたものですから

英さんけっこう人気みたいだけどそんなにいいかなーと思ってたんですよ
ちょいと前までは
わからなかったの

好き、上質と思えるようになりました
私が大人になったのか
あちらが追いついてくださったのか

ものすごく生意気な無礼なこと言ってるわねなにあなた?

錦吾さんが角度のせいかけっこう大人に見える
おいくつぐらいなのかわからないまま


いきなりときめく
ぱっと明るくなる
和生さんの出はそうなの

維茂出る 伴も連れずに
どきどき胸が高鳴る
この方身分あるお方なのでしょ(←またわかっていないようです)

いやーん和生さんかっこいい

やだやだーー照れてしまう
(あんたが照れたってしょうがないでしょ!!)

でも~
(うるさい)

ゆったりした存在感
和生さんならでは

下手で客席見回し遠くを見る

中央へ
威厳、品格 それが武張っていない やわらかくおっとり
こんどは中央から遠く客席を見渡す

視線がきちんと定まっています

格が違う
和生さんが維茂であることで
同じ演目がグレードの違うものになる

語りかけるーー誰に?

扇を広げなでなで
ひらりひらり舞い散る葉を1枚ずつ眺め

葉を掬う?
一歩踏み出し、また扇をみつめ葉をみつめ

秋を愉しみに山を訪れた風流な武人

客に目で語りかける
維茂ってこんな素敵でしたっけ~~
初めてよ維茂にこんなドキドキするなんて

紅葉縫いとりの衣裳
なんていうのこれ? 袿 違うかな
すみませんわからない

筝の音が--
あたり見渡し上手奥の幕
ここが妖しい?と

ノウノウまれうど--暫く声は

中央で足踏みし手すりまで進み
誰かからのコンタクトを待ちます

--声打ち掛けに更科姫--

出た--赤姫さま

ん?なんか 動物です
からだが丸まっている
姿勢が悪いようなポーズにみえますが

でもそれは けものでしょうか
そのようみみればとてもファンタジー

--待てとおとどめなさりしは
やんごとなき--

腰つきがおばあさんのような姫でござる
でもフェアリー

腰元
あれー
紅葉狩りは9月に東京でも出ていますが
そのときはかわいくも美しい腰元ふたり、ひとりはお福さんでした

でも今回二人とも娘

なぜかしら?なぜなのーと思いまして訳をおたずね申しましたら

恋女房ーーに魅力的なお福さん若菜さんがご出演
同じ公演でカシラが重なることがないように
そういう配慮だそうです

へーー?!知らなかったですそういうことあるのですかーー

じゃ今までもお福さんはただ1人しかご出演はなかったということですか
そう?ほんとにぃ?(かなり疑っている)

でも納得したことにして

姫、姿勢は妙ですが
でも着付けは美しい

まあ!紋壽さんもかっこいい
あたしこんなふうに思ったの初めてよ

そして和生さんの和雀紋に萌え萌え(はあとが乱れ翔び目がきらきら)

3人出遣い特別な舞台
足は紋秀さん、左は二郎さん

腰元ふたりもキツネかな?リスみたいにかわいいけど
秘密を含んだ妖しい表情とたたずまい

妖精と思うことにいたしましょう

9月にお福さんだったほうの方はけっこうキツイ相のカシラになっています
擬着の相のお三輪や櫓のお七に使うタイプ

それにつけても野生動物な姫ですねえ
胸から肩のあたり 膝の折り方
おばあさんぽい
でも
いいんじゃないかな この世のものではないのですもの
鬼に替わろうという方なのですもの

宙に浮き足を丸めている姫と腰元は動物
妖しのものよ ファンタジー(私はその気になっている、いや、させられた)

このあたりまた鼠の道行で
維茂にお酒

ひとさしおん舞い候へ--

お箏を弾くお二人は爪はめています
寛太郎さんが音とって三味線と調子合わせてる


この人に限らず、赤姫ってどうも美しくない
なんだか重たいのですよ

美しい、こぼれるようなきらめき、なんと可憐な身のこなしよ
と思ったのは文雀さんだけです
さかのぼれば一暢さんの雛鳥の清楚な香りもありますが

和生さんは最近遣ってくださっていないし(不満)

うほほ、いかにもな箏のメロディだわ
しょうがないのだろうなあ
リラが黒御簾で鳴っている

姫の舞い
あくまで動物
前かがみのカシラがいかにも動物らしく・・・それが悪くないのです
思わぬ効果があるものです

扇2枚持って
舞いは華やかです
紋壽さん独特の、そして根底にある泥くささ
華と光がきらめいてそれが動物によく似合う

箏の調絃はかなり高い
曲はかなり現代っぽいつまり近世邦楽的

そしてこの腰元たちの妖しさがよい
あたしたち妖しいのよ と全体で表現しています

維茂に魔法かけたわね?なにもの!
和生さんにまでかけちゃだめなんだから

維茂、ねむねむ 扇かざしてねむねむ
肘掛で寝ちゃっていましたが

妖しの舞いを披露してみな上手へ
そーれと隠れゆく

お筝もおわりまして三味線に持ち替える

うーん
だけど和生さんだと違う
芝居全体ファンタジーにしてくださったのは
そして引き締める力


夢うつつのまま

そこへ山神

かわいい勘市さん・・いや(本心ですが)鬼若さん
目がまんまる黒目
かあいいなあ

9月の玉佳さんもとびきりよかった、かわいかった
別世界に遊べました

しっかり歩いてますね(なぜか飛翔していない)

--いかに維茂
と語りかける

ぴょんぴょん跳ねながら

危うし、目覚めよ--と

維茂起きよ--と舞うけれど
左勘彌さんかなあ

清丈さんのオールバックすごいですねえ、迫力ですねえ
(話がすぐ跳ぶ)

山神もう行ってしまうの?
飛びし去さる→失せたもう

維茂少しずつ目をさます 意識が覚醒してゆきます

見まわし、扇を閉じ
--あさましや
なんと妖しのものに術をかけられ寝てしまったとは--


鬼女が
男ですね 性別は超越しているのですけど
白の足袋がきれいです

あれ??和生さんの肩衣がない
いつの間に

火薬のにおいかなりきついです~
舞台にいらっしゃる方が心配になります

それにもかかわらず
和生さんは、いや維茂はきれいに立ち回ります
キレイキレイ

ガス攻撃に維茂倒れ伏し
和生さーーん

うわうわ・・と思う間にこの世のものならぬ鬼は木の上へ
逃げおおせようと


これで維茂が鬼を滅ぼしたことになるのですか?
そんなことはどうでもよいのです

姫と腰元は動物
身分ある人維茂の品格がそれをおおらかに受け止めて

紅葉狩のあらたなる空気がひらけたことを
嬉しく
この時初めて結集した芸能者のみなさまによって

もう2度とない邂逅

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