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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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道中双六の段/恋女房染別手綱

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人形浄瑠璃文楽 錦秋公演

有名だし観たことはあります、でも
あまり記憶にない、それはなぜかというとつまり
好みの配役で観てないってことでしょうか


重の井ってやな女
と単純に思っていたのですが

そう単純な問題でもないのです
彼女には不可抗力のそれなりの事情がある
だけどーやっぱりなあ

それにつけても?
自分のコンディションの悪さがうらめしい
のど腫れめちゃ痛い、それに眠れない・・・を重ね
私は車内でも眠れない体質ですので移動時間にも取り返せない


目開いてなかった、ほとんど
頭も芝居観る頭になっていない耳は元々ダメ


意識朦朧のなかで
あら重の井、簑助さんなのぉ(←だから今頃気がついてちゃだめ)

きゃ寛治さんだ(♡)
こちら本役の津駒さんです

能がかりのお囃子ではじまる
そうねお能が出てくる演目だもん(今回ないけど)

うわーよい音色
ざらつく、びりびりする
陶然・・・・寛治さま

由留木殿の調姫

武家屋敷
二人同時に 下手 玉翔さん 上手 文哉さんが出る
どちらも人相はよろしくない端敵程度のかしらだけど
人形遣いがイケメンだから♪


それにひたっている間もなくもっと心震える
玉也さんです

なーに?この赤いおじいさん(←ほんとに全然わかっていない)
ホンダヤザエモン?
じいやだっけかな

首の角度いいなあ、生きています、こんな真っ赤なおじいさん現実味がないはずなのに
一つ間違えばただの冗談になってしまうはずなのに
生きている、全身が揺らぐ
心のひだひだが見える

玉也さんがお遣いならこの真っ赤もなんのその

いかにもお人形なのに
人形を超えた生き物になる
この域まで到達できるのは誰でもってわけではないのですもの

語りはーー
こんなにおじいさんくさくしなくてもよいのではないだろうか

それはさておき

おほほ~姫はこれね、かあいいじゃございませんか
こちらも人形なのに人形を超えた人形振りの生物
たぶん誰がお遣いになってもこうなるように造形されている
完成された創造物

重の井出る

思わずぎょっとするほど美しい弧を描く胸のライン
簑助さんだ、すばらしき曲線
美しすぎないか
重の井の胸がこうでよいのだろうか

カシラのツーンとした表情
重の井の冷酷な部分

首が長い
バランスがなにか妙に感じてしまうのはこの首の長さと目の表情のせいか

しかしこんな完成された創造物のこどもに嫁入りと言われましても
いやじゃは当然です
おまけに江戸だなんて辺境の地?へ
わかりますその気持ち、いやよねー

調姫


姫のご機嫌とりその1として赤いじいやが打った手は

舞子の小姓禿ちゃんツインズが登場するーーかあいい
12-3才なのぉ?
もっとちっちゃく見えるわね

んまーかあいいー
踊りそろってないけど

寛治さんに弾いていただいて舞うのですか、贅沢ね
きれいな音色、甘露甘露

足元がひときわかわいい
寛治さんに弾いていただいてかわいくなかったら怒るわ

玉誉さんと紋吉さんにも見惚れながら
しかし
舞いをみつめながらもお乳のひとの胸の美しさが気になってしかたがない

首の長さと言い、着付けのしゅっとしたさまといいい
どういう職種に分類したらよいのか
美しさ、粋という点においては芸妓さんだろうか

カシラの目のあたりのきつさ
重の井っていつもこんなカシラなのでしょうか
すみませんまったく記憶にないのですが


でも土門拳の写真にあったわね重の井
大昔のことになってしまいますけど
もっとお目ゝ大きい、そうよ
文雀さんがお遣いになるようなカシラでしたよねあれは

つまり文五郎師匠のだったのかしら
(などとしっかり調べもしないで言っている)

簑助さんがこれをお選びになったのかしら
でもカシラ割は文雀さん・・

なんて意識のない頭で思っている間に

すたすたーっと何とも魅力的なお福さん
若菜です

腰元が単独って珍しいです
でも彼女は独立している

文昇さんよいですよね、近年、華が現れてきました
そしてやさしくかわいく揺らぐ

以前なんだっけなー
文昇さんのお福さん、すたたーと舞台前方を風を切って走りぬけたときの存在感
たまりませんでしたな

出で存在を知らしめる

文雀さん、和生さんにとてもよく似てきました
ふわふわと舞うような歩み、こぼれる愛らしさ
カシラのかわいらしさを余すところなく伝える

着付けも近年とてもよくなられて
このカシラを活かすようにふんわり品よく

姫さまはいやいやを繰り返す
でも若菜さんがいいもの見つけてきてくれた


馬方三吉あざやかに清新に登場します
うわー簑紫郎さんがとてもすてき
人形も彼もどちらもすてき

11歳、数えでしょうから10歳か9歳

道中双六(沼津だね)

音楽に乗って双六がはじまります
セレブなお福さんがそこにいるってよいものですね
天然の賢さ、可愛らしさを持ち合わせる

こういう人いるな、って思えるかわいい人
ほんとはいないのに
そういうところも文雀さん和生さんの系譜
風情に品のよさ

重量と動きのバランスがとてもよいのです
そしてまぶしげな表情

この双六の場面が長いのですね
飽きないけど
瞼が落ちる意識は遠のく

川崎をこえ、品川をこえ
花のお江戸に着きたもう

ここでツレのお二人、希さんと寛太郎さんが下がります
さすれば
ここで道中双六は終わる

若菜さんが双六をたたみ、三吉に渡します
ありがとう
そしてはい褒美ねと紙包を渡して

床がまわるーー子別れへ

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