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ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

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紅葉狩

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人形浄瑠璃文楽9月公演 第二部

紅葉狩を景事と思ってよいのでしょうか
お能からきてる舞踊ものという位置づけかな
私、基本景事は好きなのですが


うーーんこういうタイプはあんまり

つまりガブになったりするやつ
紅葉狩、日高川、嫗山姥なんかが・・
(嫗山姥は景事かな?まいっか)

でも考えてみるとお能ってそういうものが多いのかしら
道成寺の清姫がなぜにそこまで執心となり
蛇体になってしまうか
どうしてもわかりません

女をどうしてそこまで執着の権化と扱うのか
それはこの紅葉狩りの姫についてもいえます


始まりますが

なにしろ「ひらかなーー」でお筆さんに魂もっていかれ
逆櫓でほとんど残っていないエネルギー使い果たし
ってなんで私がエネルギー使い果たすのかわかりませんが

そのあとで
え??まだあるんですかーーあたし帰るわよ
になってしまうのは必然

こういう態度ですから、あなたほんとうに文楽座を愛しているの?ウソでしょ
ということになりますねぇ

でも観たんですエライ(←違う!)

とまたつまらないことばかり書いてるから
もういい加減やめた方がよいわ(このブログ)

さー始まるぞ、始まっちゃうんだぞ
と浮き立つ空気はなぜかというと

床のセッティングが始まっているのです
それを眺める
見台と尻しきと楽器と並べられていく

おお
お箏2面です
だから大夫さんがかなり舞台寄りになる

そして箏の2名も三味線と両方弾く、と
三味線がメインですよねわかってはいますよ

柝が鳴る
黒御簾からお囃子が

上がってらっしゃいました
清介さん
チョンチョンーー柝
英さん

龍爾さんがお箏から音を取って三味線の調絃を確かめてる
この方、ややエリートの扱いでは?
と私勝手に思っています
単に自分が感じ取る空気で、ですけれど


上にも、背景にも紅葉、中央に松
ンヨイ
鼠の道行のイントロで開始

信濃路にー戸隠の
そういう場所なのでしたか、ぜんぜん知らないでおりました

ユニゾン

団吾さんはいつもの籠ったようなザらっとした音色で
これがざわざわと気持ちよいのだ
澄んだ声の三輪さんを弾く--ずずん、ざらん
妙味哉、愉しからずや、でしょ

ユニゾン

玉志さんの維茂
もっさり、おおらかに進み出で
お似合いですね、こんなでよろしいんじゃないですか

すっくと立って
裃つけてらっしゃるのね
なんか違和感は愛嬌か

清介さんの三味線
胴と棹の継ぎ目のところに何かはさんでいますけど、なんでしょう?

維茂がシテになって舞います
といってもあまり能がかりらしさはない

扇をゆったり動かして空をあおいで

--帰る家路を忘れじ--テ、心得ぬ--

団吾さんの音ってほかにない、師匠とも違います、あそこまでもっちりはしてない
濁る音の妙
義太夫三味線の音の響きはふくらみであって
濁りではないですよね

--なうなうまれうど--

清介さんはスキッと、バシリとみごとに義太夫してますが
この違いの面白さ

お囃子の笛は能管だろうか
どちらかとういうと篠笛のように聞こえるけれど(私の出来の悪い耳では判断できない)

おおー!!
最初赤姫なのね、もぉー全然わかっていませんね

びしり、ざらざら、びしりとたたく団吾さんが三輪さんの声を導く

無表情な子どものような赤姫
安徳帝に近いようななカシラね

清十郎さんが素敵ですことー、すてきなおじさまになられました
若い女性でもときめくのではないかしら

3人出遣いとは気合いが入っております

清介さんは音が前へ前へとぐいぐい
維茂が三輪さんなんですね、よく似合う

一輔さんは印象が端正ですから雰囲気を引き締めくださいます

姫はこの段階では魔性の女ではない
ただのコドモ
ちょっと生意気そうな

ここでの鼠の道行のメロディは合いの手

いつのまにか

腰元ふたり
きれいーーなんとも綺麗
カシラ、キモノ、帯、着付けすべて

ふくこ11


ふたりのところは陽があたるように明るい

とくに仕所もないのだが、綺麗でかわいくて
紋壽門下のまじめな丁寧な人形はそれだけで価値がある

紋臣さんのお福さんの可愛らしさと言ったら
もぉたまりませんね

びーーんという団吾さんの音
腰元ふたり奥へ入って毛氈、座布団を持ってきました

ここも鼠の道行が顔を出す

維茂がーー
おっとー、肘掛が倒れるアクシデント
うふ

一輔さんはいつでも、頭巾でもこんなコワい表情で左をお遣いなのでしょうか
うーーんコワい、近寄れないわ
(ま、そんな事態はありませんから心配ないのデスが)

お福さんがかわいー、ねえ紋臣さん

--ひとさしおん舞い候へ
腰元は語りもかわいい

kosimoto1


おはもじながらーー
さてそろそろ、と箏・三味線、なにげに調絃をしています

ここからは能ががり

爪、白を使うのはやはり菊筋の流れだからだろうか
この曲、作曲は菊筋の師匠である、そうです

龍爾さんは押し手もきちんとしている
お上手です
弾き方にムリがまったくなく自然
姿から音色が聴こえてくる、上手な人はそういうものです

音楽的才能に祝福されている、音楽のために生まれてきた方なのでしょう

柱を動かしてる
転調がある曲
けしてやさしくはないはず

--夢かうつつか
の前でお筝は終わり
爪をはずして、琴台をはずし、はい、ほんとにおしまいなのね

三味線構える

おお、しばらく人形を観ておりませんでした
人形ミーハーともあろうものが

山の神、やまのかみさんじん

ここは清丈さんが音色を震わせる

かあいーなー玉佳さんの山の神

清丈さんもかなりよいですよね?

玉佳さんの、さんじんの舞い
カワイイ、カワイイ、ファンタジーしてる

ふんわりと舞い上がる

なんかこの世の人ではないという
そういう空を翔る浮遊感が幸せな気分にしてくれる
これこそ妖精

玉佳さんに妖精をみた
わーこれを観られたのは収穫

いい気分
こういうタイプはあんまり・・なんて言って
観ればなんでもすてきなのに
そんなこと言わなきゃいいのに、やな性格ね

(でもやっぱり^^)

維茂が扇を後ろに投げました

出たーーー鬼女

ひゃー清十郎さんがー
この拵えが観どころなのかしら

この煙はなんなのでしょう

なぜに
あくまで可憐でなにも考えていないまっすぐなだけの少女を鬼に仕立てなくてはいけない?

お能ってそうなのかなあ
再びの疑問

龍爾さん、清公さんの額に汗が光る
筝を弾き終えて、三味線を弾くお二人
そう、箏はね、けっこう体力いるんです
三味線より疲れるんですよ

イヨーー

お囃子 ドロドロドローー

ツケ打ちは舞台内で
銅鑼が鳴る

鬼女の足の舞いがめまぐるしい
それを、を、を、をーー
と観ているうちに、音楽とお囃子、ツケ、のただ中に

この舞い踊るコワいひとがいったいどなたなのかわからないうちに
彼女はもう素早く松を横切って
そして見得を切る

鬼女として堂々と見得を切ってみせる


なのでしょうが、そうともいえないような
すでに男女を超えた何かになってしまっていて
それはやはり

妖精、人→神、鬼

わからないのです、あなたはいったい何者でらっしゃいますか
どうしてその姿にならなくてはいけなかったのですか

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