FC2ブログ

ふくひめライブ--絹の絃、人形浄瑠璃文楽と落語

スポンサーサイト

Posted by ふくひめ on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妙心寺の段・奥/絵本太功記

Posted by ふくひめ on   0 comments   0 trackback

人形浄瑠璃文楽 夏休み公演 第二部

英さんと宗助さん
宗助さんはふつーですけど、それがいい、涼やかです


空中にすっと座ったままの操さん
それが表現されてるように感じられるんです

初菊の表情と手を合わせるポーズとが甘ったるく存在する
重い




--ほどなく立帰る

上手の門から足音とどろかせ
ビロードのキモノに金の縫いとり

--3人とも出迎え大儀
母人はごきげんかな?--

操さま
--さいなあ・・・田島守がうまくまるめこんでくれまして、ふふん
おでこというか額がかわいい、美しい
ふっくら、まるでお福さんのよう

光秀--オオそれは重畳、ぐほほ、ではご対面
と喜ぶのも束の間

下手より
--それには及ばぬ---
ややや、なんと旅支度の皐月さん

かわいいですこと
賎の女のようです、見た目20才

それを観てのけぞる操さんのポーズは極めて美しく
自分の心で動いてる

--おかあさま武智の家は家柄ですのよ
光秀の母堂にあらせられますお方がそんな浅ましいお姿では--

皐月
--清和源氏の嫡流たる武智--
年は寄れども鉄石の--

鉄の女なのでした
それをストレートに表現する勘壽さん


なんとなしに
田舎っぽいおばあさんになっています
なりきっています

決意がそうさせたか

--心穢れたわが子のもとなどにいられぬぞ
その決意が彼女を賎の女にしたか
田舎のおばあさんにしたか

文雀さつきとはあまりの隔たり
いや、至近5月には文雀さんでここは観ていませんので

光秀腕組んでそれを左遣いさんが整えて
だんまり

皐月さんは笠を前にかまえ
ふるふると旅への決意をみせる
でもなんだかこどもみたいでもあります
かわいいのよ


光秀は
逆らいませんよと
--四海はこの光秀の掌にあります--
と粋がってみせ

お婆さま負けずに--さすが悪人ほどあって--
と返すが
どうも見た目はかわいくて

初菊が、ふわりとしかし重たく立って
上手でお婆さまを出してあげます

婆さま舞台前方へ
婆さまをお送りする宗助さんのメロディが綺麗です
それに乗って皐月さまは上手へ旅立ちました

みんな泣いている
家族だから

かわいい母が旅に出る
--者ども、母人の御行方どこまでも見届けよ--
護衛をたくさんつけてやる
お引っ越し

そろって行列してついていきます
足拍子の響きが遠くへの旅立ち
ついていく人々の心

お婆さま、皐月さんがとても大事な方であることの表現
彼女が主役



そこに立ちつくす光秀
足を動かすと、ことっと音がする
その音が光秀の心が折れる音に聴こえる

悲しい光秀の心がそこにある


十次郎が心を残すように去る
すでにみないなくなっていた
一人でいることを望んで光秀はひとり


ゴーンと鐘が鳴る--鐘が無常を告げわたる
舞台の空気が換わりました

ああっ!!
字を書くのですね
そうか、これだったか

玉男さんが舞台で字を書かれたの、あれなんだったかなーと
ときおり思い起こしていたけれど

これでした
ぼんやり観てるからちっとも覚えていなくて
どの演目だったか思い出せなくて
調べればわかったのでしょうけど、そんなこともせずに
やっと出会うことができました

筆をとる玉女さん


お人形を持って
書きにくいのでしょうね
でも文字は流れていく
--さらさらさら--

十次郎が下手より覗きにきてまた隠れて

聴こえるのはなんの鳴き声でしょうか
虫だとは思うのですが

書かれた漢詩は
坊さんの遺偈みたいなものかな、と想像

光秀死ぬる覚悟である

ついに刀取り出だし
すかさず十次郎下手より出
上手からは田島守が

刀は取り上げられた

田島--これわが君

文司さんは大げさには動きません
とても品よくひかえめ

十次郎も手をつき諫めの言葉
このポーズ
袖が羽のように整えられて装飾的

宗助さんが打ちつけます
緊張感だけではない
なんか温かさを感じさせてくれる

あら
下手袖、また錦吾さんが覗いて、勉強してらっしゃるみたい
顔だけのぞかせる姿がかわいいですね

すみませんまたよけいなこと

お馬が出てきました
いつの間にか光秀は烏帽子束帯になっていた
正装で

栗毛の駒に鮮やかにまたがる

ツケ打ちは下手
玉佳さんだ

十次郎がミエを切る

田島はひらりひらりと舞うように
文司さんはやわらかいなほんとうに

気がつけば馬上の人は上手に大きく駒とともに
高く高く

それぞれが
ミエを切る

十次郎は美しすぎる衣装と若男のカシラだけど
へなへなしていない
若男をへなへなにしない
それはけっこうムズカシイ、と私は勝手に思ってる

精いっぱいに父に従う
できたご子息である

思いやりにあふれた家臣もいる
そうか光秀ってそういうひとだったんだ

出陣

玉佳さんの柝が最後を締める
チョンチョン

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://fukuhime77.blog36.fc2.com/tb.php/486-47815ed5
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。